ブタペスト


ハンガリーの首都
面積 525ku
人口  約176万人
公用語 ハンガリー語
通貨  1フォリント  約0.7円
日本との時差 7時間おくれ
      
ホテル NHブタペスト

    ”ドナウの真珠”、”ドナウの薔薇”などと称えられる、ハンガリーの美しい首都。ルネッサンス時代には独自の文化を花開かせ 街にはさまざまな様式の歴史的建造物が立ち並ぶ
ドナウ川が街の中央をながれ、丘がある旧市街地のブタ地区と平坦な新市街地のペスト地区に分かれている。
どちらの地区から観える景色は美しく、一見地味目な建物も、よく観ると素晴らしい彫像の飾りがついていたりとスーパーやマクドナルドなども見逃すことが出来なかった。
ヨーロッパの中にアジア的な異国情緒も漂う不思議な街の虜となってしまった。都会過ぎず、田舎過ぎずの雰囲気がなんとなく落ち着く街だった。

11:55発チェコ航空にてプラハからブタペストへ
13:00にハンガリーのブタペスト・フェリヘジ空港着
あっという間の空の旅
途中チーズの入ったサンドウィッチが出る
普通プラハ→ブタペストはウィーンに寄っての列車の旅が多いが列車だと8時間近くかかるし、今回はウィーンには寄らないので、ここは飛行機で移動することにした。

飛行場に着くとまずフォリントに換金
そして市内へ向かう。

空港から市内に行くのは次の3通りある。
1.エアポート・ミニバス
2.市バスと地下鉄
3.エアポート・タクシー

私たちはエアポート・ミニバスで向かうことにした。 帰りのことを考え往復にする。3900フォリントということでチップ1割を含めると3000円ぐらい・・・片道1500円 
ホテルまで行ってくれるので楽 30分程で到着
運転手さんがホテルの場所の印を付けた地図をくれたので、助かった。
ホテルまでの車窓は う〜ん 社会主義だった国なのね〜 ドナウの真珠はどこかしら?といった感じ
宿泊したホテル
2003年にオープンしたばかりの近代的なホテル
近くにトラムが走っていて交通の便もよく、ドナウ川沿いすぐ出ることができ、とても良かった。
新しいので内装もきれい。
日本語のツアーガイドブックをくれたので、なかなか気が利いていた。
ホテルのロビーはシックな感じで、落ち着ける雰囲気
右の奥はレストラン
ホテルから歩いて2,3分のところに西駅がある。
ガラス張りの建物がすばらしい
エッフェル塔を設計した会社によって造られたもの。
ハンガリー北西部、南東部からの国内線と一部の国際線が発着し、地下鉄とも接続している。19の線路を持つブタペストで最も大きな駅
5日間滞在するので、1週間券の乗り放題切符を購入
3600Ft(約2500円)、ガイドブックには3400Ftと記載があったが値上がりしたのね〜 
この切符には名前を書いて使用、検札にあってこの券を見せた場合、証明書(パスポートなど)の提示が必要

乗り放題切符は1日券、3日券とあり。
ホテルの側のイタリアンで食事をする。
レストラン特製クリームパスタとモッツァレラチーズのサラダ
どちらも美味しかったが、相変わらずの量の多さ、もちろんこれは2人でシェアした。

ドナウ川の中州にある小さな島、マルギット島へ行く
ホテルからトラムで2つ目で降りると目の前には橋からの素晴らしいドナウ川の景色が広がり、橋から降りると島全体が緑豊かな公園が広がる。
島の中では、サッカーやマラソンをしている人たちを見かけた。
長さ2.5km、幅500m。ローマ時代からブダ側とは橋で結ばれいる。

名前の由来は 13世紀のハンガリー王ベーラ4世の娘の名前から
ベーラ王は一時は退いたモンゴルの再襲来を恐れ娘のマルギットを神に捧げるべく島に修道院を建て、マルギットは生涯祈り続けたとういう。修道院はその後トルコ軍に壊され、現在は廃墟しか残っていない。なお、トルコの占領下時代はこの島はハーレムと化したが、18世紀にはハプスブルグ家の造園士が管理する整備の行き届いた公園となった。現在は温泉プールやホテルなどの施設があり、にぎわっている。
マルギット島の野外劇場にてミュージカル「ジギル&ハイド」を観る。
20時半から開演のはずが、暗くなるのを待っていたせいか21時近くから始まる。
夜は思ったより寒かった。
ミュージカルを野外劇場で観るのは、初めてだったが雰囲気と舞台セットがマッチしていてとても趣があった。
役者さんたちの歌声も素晴らしかった。

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終わったのは12時近く・・・・
帰り方もいまいち分からずで、ちょっと途方にくれていたが、とりあえず来た道を帰ることに、トラムも終わっていたので、ホテルまで1時間近く歩くことに・・・・
でもマルギット橋から観る夜景は最高にきれいだった。
ライトアップされたくさり橋と王宮が観える。
ホテルの朝食
ビュッフェ形式で、パンの種類 卵、ベーコン、チーズ、ハム、ソーセージなど豊富。サーモンやマリネなども嬉しい
果物やヨーグルトも盛り沢山
ジュースの種類もイチゴやピーチ、グレープなど様々
天気にもめぐまれ、ドナウ川との景色が素晴らしかった。ホテルからトラム2に乗るとドナウ川沿いに景色を見ながら移動することが出来る。
くさり橋とドナウ川

この橋が完成したのは1849年。
ハンガリーの国民的英雄セイチェニー・イシュトヴァーン伯爵の提唱により10年の歳月をかけて造られた。建設は、イギリスのテムズ川にかかるロンドン橋の建設に成功した設計技師と建築家を招くことで実現した。それまで船でしか行き来できなかったブタとペストの間を結んだ初めての橋で、歴史的な場所でもある。

市内観光出発

シナゴーグ(ユダヤ教の教会堂)
1859年に完成したヨーロッパ最大級のシナゴーグ
広い内部には2964席もの信者席がある。

車窓のみだが、大きく立派だった。
”ブタペストのシャンゼリゼ”と言われるアンドラーシ通りを通り、市民公園の入り口には英雄広場がある。

英雄広場
マジャール民族による国土征服1000年を記念して1896年に造られた広場。広場中央には建国記念塔高さ35mがある。
頂上には大天使ガブリエル、台座にはマジャール7部族の長が飾られている。塔を囲む列柱には歴代の王や貴族の像14体がある。
英雄広場の向かって左には西洋美術館
右には現代美術館がある。
川を渡ってブタ側へ
マーチャーシュ教会
残念ながら改装工事中
ブタペストのシンボル的な存在
教会が建てられたのは13世紀半ば。
ハンガリーの長い歴史を背負っている。
19世紀後半、ハプスブルグ帝国のフランツ・ヨーゼフ皇帝と王妃エリザベートがハンガリー王、王妃となるべくこの教会で戴冠式を行った。
聖イシュトヴァーン騎馬像
マーチャーシュ教会の横にある銅像。
ハンガリーの建国の父といわれる初代ハンガリー国王
手にはハンガリーの国章にも取り入れられている二重の十字架を持っている。
二重の十字架とは、この地にキリスト教を導入し、キリスト教国家としてハンガリー王国を築いたということと、ハンガリー国内の大司教を決めるという権威ある決定権を法王から与えられたことを意味する。

騎馬像の後ろには漁夫の砦の一部が見える。展望台となっており、夏はレストランになっていた。
漁夫の砦
マーチャーシュ教会の裏側
ドナウ川に沿ってネオロマネスク様式で建造された。
この名はかつてここに魚の市が立っていたことやドナウの漁師組合が守っていたことから付けられた。
漁夫の砦からペスト地区を一望
国会議事堂が美しい・・・・
ゲッレールトの丘にある要塞、標高235mの高台から眺める景色は最高!

かつてハプスブルク家がハンガリーの独立の独立運動を鎮圧したあと、ハンガリーを監視するために建てたもの。1894年ソ連軍のにブダペストの所有地となったが、第二次世界大戦でナチス・ドイツに占領され、その際ブダペストの町はここから砲撃を受けた。20世紀に入ってようやく市民に開放されすばらしい景色をながめることが出来るようになった。
トラムから眺めるゲッレールトの丘とエリザベート橋
先ほどまで、あそこから下を眺めていた。
左には、しゅろの葉を高く掲げた女性像が見える。まるで牛久大仏のよう?
この像は1945年にナチス・ドイツから街を開放したソ連軍の慰霊碑として建てられた。
2時間の市内観光が終わり中央市場へ
ブタベスト最大の常設市場
青果市場として1890年に建てられ、地階、1階、2階の3階建て
1994年に改装され、食品からおみやげ物まで、様々なものが売っていて楽しい。
少し遅めのランチはここで・・・・
おそらくこれは牛サーロインの煮込みでパプリカを使ってじっくり煮込んだものにライスをつけてみた。
ビーフストロガノフと言ったところ?
味は美味しかった。
ジュースはGreen teaと書いてあったので、選んでみたが味は意外な味・・・・でまずくはなかった。。
市場の中
値段も安い!
ハンガリーといえばフォアグラ、パプリカなどが有名
オペレッタ劇場へ
1920年代にはヨーロッパ有数のバラエティ劇場として名をはせた劇場
外観は写真の通りピンクと白でとてもかわいらしい。
内装はシャンデリアがいくつもあり白い壁に金の模様がほどこしてあった。
劇場の中は3階席までありバルコニー席の飾りも素敵だった。

ここで「エリザベート」観劇!ハンガリー王妃でもあったエリザベートのミュージカル、今まで日本で観てきた時とはちがうご当地の熱気のようなものが実感できた。

感想は↓
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ヴァ−ツィ通り
観光客が集まる繁華街
両側にはおみやげ物など様々なお店が並び楽しかった。
聖イシュトヴァーン大聖堂
ブダペスト随一の大聖堂
建設には約50年を費やし、その間に建築監督を務めたのは3名
建設は1851年に始まる。
ドームの周囲は展望台になっておりエレベーターで行けるので助かる。展望台からの景色
オペレッタ劇場近くにあるハンガリー料理のお店
ツナと卵のサラダ
グャーシュ
牛肉と野菜、粉末パプリカを煮込んだ、ハンガリー料理の代表格
味は濃いめでおいしかった。
寒い冬とかに飲むと体があったまってよさそうだが、この日はかなり暑かったので、汗をふきながらだった。
オペレッタ劇場周辺
古くて趣のある建物がならび、花なども咲いていてよい雰囲気だった。
普通に建っている建物には、素晴らしい装飾がなされていて、どの建物も見ても飽きない。
グドゥルー宮殿へ
オーストリア・ハンガリー二重帝国時代の皇妃エリザベートが好んで訪れた宮殿
18世紀半ばによってある伯爵に建てらてた。その血筋が絶えた1864年、ベルギーの銀行に買い取られたが、1867年ハンガリー政府によって買い戻され、当時の皇帝フランツ・ヨーゼフの所有となり、現在見られるような内装となる。エリザベートはこの城を非常に愛し、春から秋に滞在することが多かったという。
宮殿内部には エリザベートが実際使っていた家具や日用品、絵などが置いてある。印象的だったのは彼女が好んだというすみれ色の品のある模様の布地、カーテンや壁紙などに使用された部屋があった。
写真も飾られており興味深かった。
グドゥルー宮殿でケーキ&お茶をする。
ケーキは甘すぎず美味しかった。
かなり、ボリュームがあったのでお昼はこれで沢山という感じだったが・・・・
ドナウ川クルーズ
約1時間のクルーズ、日本語のツアーガイドのイヤホンとジュースがついていてよかった。
川の両側に歴史的な建物が次々あらわれ すばらしい眺め
「修復中のマチャーシュー教会」と「漁夫の砦」
カルヴァン派の教会
屋根のタイルが独特でめだつ

左には1470年に建設が開始された聖アンナ教会
バロック様式で美しい
国会議事堂
1885年に着工され十数年の歳月をかけて1902年に完成。
内部はバロック様式で豪華な装飾が施された691部屋が連なっている。
王宮
水色のドーム屋根がひときわ目立つ。
歴史ある王の居城。
13世紀半ばに建てられるが、現在見られる姿までには、何回か増改築が繰り返された。

今のハンガリーは民主共和国なので王様がいないの旧王宮、今では、国立美術館、ブタペスト歴史博物館、図書館が入り市民や観光客に公開されている。
ゲッレールトの丘 洞窟教会と温泉
聖ゲッレールトとは?
ヴェネチア人の宣教師、イシュトヴァーンの死後、ハンガリーのキリスト教化に反対する人々に、ワイン樽に押し込められ丘の上からドナウ川に落とされた。
今ではハンガリーをキリスト教国に導くために死をもって貢献したとされ聖人に列せられ、彼が殉教した丘は彼の名がついたと言う。

ブタベストは温泉が有名
その中でも最も有名で、観光客を惹きつけているのがゲッレールト温泉
地下鉄の駅
地下鉄1号線は1896年ハンガリー建国千年祭のとき開通、ロンドンに次いで世界で二番目に古い。
ホームは、白のタイルに茶色の模様が入っていて、柱もレトロな感じで趣がある。
国立オペラ劇場
1873年に建設が始まり1884年に完成
エリザベート皇妃もよくお忍びで観劇に訪れたという。
内部が素晴らしので劇場見学ツアーに参加
重厚な劇場の中には別世界が広がっていた。
”ブタペストのシャンゼリゼ”と言われるアンドラーシ通り沿いにあるインド?料理屋で食事をする。
ここで夕食
味はおいしかったが、またしても大盛り
マジャール劇場
「バンピロック」観劇
邦題「ダンス オブ ヴァンパイア」
まだ新しい感じの劇場で、中も近代的
東宝版観ていたので、なんとか話についていけたか?
吸血鬼のミュージカルコメディ
歌が素晴らしかった!!

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感想は↓
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ロビーはろうそくと赤いじゅうたんが怪しげな感じだが、TDLのホーンテッドマンションを思いおこすような雰囲気・・・・
ブタペスト最後の夜が終わった。
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